昨日は小麦と、お散歩がてら病院へ行ってきました。
行き先が病院でも、かぁちゃんとのお出かけは嬉しいらしい。


いつものお散歩のときは、まずはお庭での匂い嗅ぎにたっぷりと時間をかけるのですが、
昨日はかぁちゃんが背負っているキャリーバッグを目ざとく見つけた小麦。
サクッとチッコして、駅まで張り切って歩きだしました。

たった一駅だけど、電車の中ではうんともすんとも言わず。
おりこうさんでした。



昨日はブルブル震える小麦を抱っこして、診察の順番を待ちました。
キャリーバッグの中だったり、時には待合室の外だったり。
なるべく小麦が平常心で診察を受けられるよう、その時の小麦の状態に合わせて選んでいます。

昔は待合室で寝ちゃえるぐらい余裕があった小麦も、入院や治療を繰り返すうちに
待合室や病院では、落ち着いていられなくなっていきました。

ガブガブが酷くて、キャリーから全く出せない時期もありました。
毎回、診察を受けられるかドキドキで病院に行っていたなぁ。

匂いの世界に生きるワンコ達には、かぁちゃん達人間には感じることができない匂いを
たくさん感じていて。

病院だから、怖い匂いだとか、痛い匂いだとか、悲しい匂いだとか・・・。
あまり楽しい匂いは、感じないんじゃないかな?

だから落ち着いていられないのは当たり前で、吠えやすい仔は吠えるだろうし、
ガウったり、その子の出やすい行動が出るのは仕方がないと思います。

仕方がないけど、できる限り止めて穏やかさを取り戻してあげたい。

かぁちゃんは、落ち着けない小麦の不安な気持ちをなだめたり、
強い子だねって励まし続けながら待っています。

そして、これは一番気を付けていることなのですが。

不安や心配に思う気持ちはあるけれど、ひとまず全部横に置いておいて、
強がりでも、はったりでもいいから、かぁちゃん自身が【大丈夫】でいること。

かぁちゃんの不安は、小麦にダイレクトに伝わりますからね。
そうしたら、小麦も徐々に落ち着いていられるようになってきました。



昨日は、もともと狂犬病の予防注射を受ける予定でいたのですが、
少し前にシッポの付け根にシコリのようなものを見つけたので、そちらの細胞診と
1週間ほど前からお水を飲む量が急に増えたので、そちらも併せて相談しました。

検査の結果、シッポの付け根はほぼ脂肪だそうで、脂肪腫ともまた違っているので
これから大きくなるかどうかの経過観察は必要だけど、安心してよいでしょうとのことでした。

またお水を飲む量も少し多めだけど、ムムムな量の日は1日しかないので
引き続き量を計量しながら様子を見ることになりました。

聴診器を当てたり、触診でチェックをしてもらって、注射を受けて診察は終了。

暴れたり、お口が出ることもなく、とてもおりこうさんでした。
昨日は耳掃除や顔まわりの治療はないので、マズルガードをせずに受診しました。
一応、持っては行きましたけどね。

注射を受けた後に、先生をギッと睨んでいて笑っちゃった。
『もう、終わったよ。何もしないよ。』って、先生も笑ってたよ。



病院を出たら、またまた軽快に歩き出す小麦。
行きの2倍の時間をかけて、匂い嗅ぎしながら駅へ向かいました。



帰宅後は、デッキの上で天日干し(日向ぼっことも言う)して、のーんびりお昼寝。
6歳にもなると、安静も楽勝だわね~。

今日もかぁちゃんが出稼ぎから帰って来るまで、安静でお留守番宜しくね!