日曜日、小雨の降る中小麦と病院に行ってきました。



受付後すぐにキャリーに入って、帰ろうとする小麦。
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待合室で、必死に眠ろうとする小麦。

今回は、薬物療法を始めるための事前検査を受けに行きました。

薬自体はそんなに強いものではないのですが、
短くても半年は飲み続けるので、心臓と肝臓に負担がかからないようにするためです。

心臓(聴心)と肝臓の血液検査をします。

小麦の体のことをよく知っている、かかりつけの先生に処方してもらえるよう、
T大の先生がお話していてくださったので心強いです。


待合室で、すこぶる憂鬱そうな小麦。

この日も診察室で、小麦は頑張りました。

小麦は、血管が細いんです。
なので採血の時は、なかなか1回ではできません。

この日は、2度やってもだめで内股から取ることになり、
ひっくり返され押さえつけられました。←こんなこと、初めて!!

それでも目をひん剥いた(飛び出そうだったよ・笑)だけで、
カラ噛みもイヤイヤと暴れることもしませんでした。

じーっと耐えて、おりこうさーん!!

今日こそは大暴れ?!と内心ヒヤヒヤだったんですけど・・・。

と言うのも、診察台の上で保定された瞬間から小麦の目がひん剥き始めたんです。
あららら?いつもとちょっと違う と、思っていたのでした。

噛む ことで受診だったので、スタッフさんの保定も気合(力)が入っていたのかな?!

とにかく、無事に終わってよかった。 ほっ。 



心雑音、肝臓の数値、ともに問題なしということで、お薬が処方されました。

抗不安剤 人間のうつやパニック障害などに使われるお薬です。 

はじめの1週間は、導入期。
通常の半分の量を服用して様子を見ます。

1週間後にもう一度診察して、大丈夫であれば通常の量を飲み始めます。

効果が表れるのは、飲み続けて1か月後から。
効果が得られ、うまくいけば2・3か月ごろから徐々に減らしていって、
短くても半年は飲み続けることになります。
半年ごとに検査を受けながら、何年も飲み続けている仔もいるそうです。

効果が得られなければ、薬を変えることになります。


『かぁちゃん、あれ~。』目で告げ口するひじき。

飲み始めて1~2週間は、食欲低下や下痢、便秘などの消化器症状
眠くなる、鎮静などの副作用があるとされていて、細やかな経過観察が必要になります。

飲みはじめてまだ3日ですが、小麦は今のところいつもと変わらず。
食欲旺盛、ウンチョス良好、イタズラもひじきとのブヒレスも勢力的にこなしています。

これからどうなっていくか・・・うまくお薬が合っているといいのですが。

とは言え、薬はあくまでも補助的なもの。
投薬と同時に、行動治療(トレーニング)をする必要があります。

お薬が効いたことによって、問題がさらに出るケースも考えられます。


今夜の寝顔もぶーーーっさいく(笑)

薬を使うことについて、はじめは色々考えました。
今はとても前向きに考えています。

小麦がよくなるんだったら、何だってする。

小麦の命を消さない覚悟をした時に、そう決めたことを思い出しました。

少しでも可能性があるなら、やってみよう。

とにかく、あのパニック状態から少しでも早く救ってあげたいのです。